デザイン(独り言)
- 2014.11.12
- 日記
少し前に、懇意にさせていただいてる建築事務所の若い人からこんなことを言われました。
「なるほどそうきたか、と思わされます。くやしい!笑」
完成品を見て「これは自分でもできたかもしれない」と思うようなアイデアがある、そんなニュアンスです。
これを言われて「おっ!」と思ったのだけれど、
なにかしらモノを見たときに、自分にも同じような感情を抱く場面が結構な頻度であります。
例えば、デザイン系の本や雑誌を見ているときに
「わっ先を越されたー」みたいに
「自分の頭の中にメモリーしてある要素の組み合わせで完成させることのできるデザインだ」という場面。
最近ではこれを見てそう思いました。
「The Abyss Table(深海テーブル)」 Duffy London(ダフィー ロンドン)
おいおい・・・。でも本当です。
デザインの仕事に携わっている人やデザインに興味をもっている人ならこの感じ、
多分「うんうんわかる~」と同意してもらえるんじゃないでしょうか。
偉そうなことは言えないのですけれど、モノをデザインするときの思考はほぼ直感です。
直感とはいえ、ヒアリングなどで聞いた言葉を自分なりに分解して、ロジカルに組み立て直すという作業です。
(ただし、ささっと。)
そこに今まで見てきたものや経験などの色味を帯びた要素が断片的に絡みついてくる。
あんまり深くは考えていないけれどおおよそそんな感じで答えを導き出しています。
なんだかんだで直感で最初に導き出したものが一番シンプルで良い、
考えれば考えるほど鮮度が落ちて複雑なものになってしまう気がします。
タイトル通りこれはあくまで独り言のようなものであって、正攻法でもなんでもなく個人的な分析の解です。
結局言いたいことをまとめると、(アウトプットできるイメージを増やすためにいろいろなものを実際にこの目で見まくる)旅行に行きたいなということです。
精進して参ります。
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