リビングボード

シンプルなリビングボードです。

が、

大切なのは「ご主人と奥様の家具の趣味が同じではない」という条件からこの形になったということです。

夫婦間の趣味の相違はよくあることだと思います。

たいていの場合、どちらかの趣味に合わせて家具を選んでいくことになります。

一点買えばそのあとは自ずと片方の系統に合わせて家具が増え、インテリア作りが進んで行くのではないでしょうか。

今回はそうならないよう２つの系統のあいだ部分を狙ってデザインしました。

したつもりです。

すごく喜んでいただけたようなのでうまく落とし込めたのではないかと思います。

（もしかしたらブログを見ていただいているかもしれませんので、改めてありがとうございます！！）

上の段は引き出しが３杯、下は観音開きの扉が３枚の構成です。

棚板は調整できるようになっています。

全体的に金具類が全く出ていなかったり取っ手がなかったりするのは、

はじめに書いたご趣味のこともそうですが、何より小さいお子様を配慮したためにこのようになりました。

安全面はもちろんですが、ある程度背丈がないと開閉がしにくいようにという配慮です。

遠回しに言っていますが要はいたずらがしにくいように、ということになります。

いたずらがしにくいということは安全面のさらなる配慮にもなると思いますので。

しっかりときれいな木目が見えています。

このくらいランダムではっきりした木目の方が、「木」ということが直感的に判断できます。

最近の木目プリントもかなり精巧になってきているので、

あまりに整っているとプリントっぽく見えてしまうこともしばしばあります。

残念なことではありますが。

扉の上の部分には指を引っ掛けるくぼみがあります。

横から見るとフラットでソリッドです。

微妙なニュアンスで家具選びをお悩みでしたら是非お気軽にご相談ください。

もしかすると良いご提案ができる、かもしれません。

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