つみきを作ってみました。
- 2015.07.31
- 家具・雑貨など制作物
散々木を使った家具を制作していながら、つみきを作ったのはこれが初めてです。
たまたまお客様のお宅にお邪魔したときが出産直前で、
出産直後にもお伺いする用事があったのでこれはつみきをプレゼントするしかないでしょう、ということで制作してみました。
既製品をいっさい参考にせず、自分のなかにあるつみきのイメージをそのまま形にしてみました。
特に変わったつみきというわけでもなく、わりと普通です。
木はいくつかの種類を使っています。それぞれ色や手触り、匂いが異なります。
つみきは情操教育にとても効果的と言われています。
情操教育(じょうそうきょういく)とは、感情や情緒を育み、創造的で、個性的な心の働きを豊かにするための教育、および道徳的な意識や価値観を養うことを目的とした教育の総称。 Wikipedia
人間も地球上の一動物なので、できるだけ自然のものに触れることが大切なのでしょう。
収納するケースはヒノキで作りました。
入れ物が小さいからなのかパーツが多いからなのか、深めです。
小さい子が触るということはもちろん、別の観点からもデザインを考えました。
小さい子は多分つみきを舐めます。
なぜかというと自分が小さいころ舐めていたからです。
ちなみにまだその味を覚えています。
赤とか青とか黄色とか、ペンキで色を塗ってあるつみきだったのでまずかったです。
そう考えると、安全面からもつみきは無塗装が良いのでオイルも何も塗っていません。
自然の木を舐めることになるので安心ですし、美味しくはないですがまずくもないと思います。
もう一つは、そこらへんに置いておいてもインテリアになるもの。
色も風合いも木そのものなので良い雰囲気だと思います。
お片付けは極限まで難しくしています。
覚えれば簡単ですが、はじめはかなり苦労すると思います。
きっと頭脳や忍耐力が鍛えられるでしょう。
量産するのが大変なためホームページの商品ラインナップには加えていませんが、
ご興味あるかたがいらっしゃいましたらホームページのコンタクトからお問い合わせください。
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