OSBの家具 その2

OSBの家具 その2

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OSBで制作したパーテーションです。

玄関から見えてしまうリビングの目隠しとしてオーダーいただきました。

 


 

OSBというのは「Oriented Strand Board(オリエンテッド・ストランド・ボード)」の略で、

本来は住宅の構造などに使う下地材です。

 

削った木を貼り合わせてプレスした感じのかなりランダムな模様が特長です。

最近ではこのランダム感を魅せる形でうまいこと使い、家具や壁にも使われることがあります。

 

今回はこのOSBの表面を磨いてつるつるにしたものを使用しました。

磨くとモザイク模様っぽくなり、かなりきれいでいい感じです。

美しさすら感じられました。

(そのままだとザラザラで、なおかつ相当目立つ印字がされています。)

 


 

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フレームはスチール製でわりとオーソドックスでシンプルなデザインです。

板が結構派手なのでそこら辺でバランスを取っています。

 

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上と下、スチールパイプの口が空いてしまう部分にはナラでキャップを作り、塞ぎました。

OSBの色味に合わせてナラを使用しましたが、偶然床とも相性ばっちりでした。

 

脚にはキャスター付いていて、開き戸の様に左右に動かすことができます。

上が空いているので、扉を取り付けるよりも遥かに開放的。

 

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シンプルなデザイン住宅などにはこういった一風変わった材料が似合います。

 

OSBを使った家具を依頼するとなると、断られたり金額が折り合わなかったりでなかなか探すのが難しかったそうです。

実際のところ、OSBを使っても別の板を使っても工程に大差はありません。

(材料の入手の難しさは別として)

このような変わった素材はお断りするどころかむしろ作ってみたい。笑

わくわくして面白いと思うんですけどねー。^^

 

同じようなお悩みをお持ちの方はぜひお問い合わせ下さい。

 

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