素敵な美容室のアンティーク調家具製作

下北沢に新しくできた美容室「SHARE SALON」さんの家具を製作しました。
今回で3店舗目、長いおつきあいになります。

場所は下北沢駅からすぐ、「Recipe SHIMOKITAの真ん前」、ペニーレインさんという花屋さんのあるビルの2階です。
下から2階を見上げると、目印の赤い小さなフラミンゴがいます。

お店はその名の通り、4人のスタイリストさんがお店と設備をシェアして使用する仕組み。
看板には4名の名前と、その横にはそれぞれ「OPEN・CLOSE」の札が下がっています。

今回製作したものは、看板をはじめ、受付のカウンターやロッカー、棚類、セット面（ミラー）と木製の窓フレームなどです。
アンティーク調かレトロ調か、店内は古民家をリノベーションしたような、落ち着ける空間になりました。

白をベースに、名札と「OPEN・CLOSE」札はウォルナットで製作。
（台風19号で1枚飛んでしまったみたいですが、1階のお花屋さんが拾っておいてくれたそうで助かりました。）
文字は手書きです。雨に濡れるので耐水性の塗料で書いています。
看板の下の方に書いてありますが、お店は予約制です。詳しくは記事の最後をご覧ください。

受付のカウンター。レジ台の右下には、お会計時にバッグを載せれるシェルフ。その下には2段のマガジンラックです。
反対側は冷蔵庫や事務用品などが入る収納になっています。

吊り戸棚やロッカー等もお揃いで。
内装工事中の現場の方が取り付けてくれました。

反対側にも吊り戸棚。幅はかなりありますが、4分割で作ってあります。

取っ手はシンプルなアイアン製。

セット面。石造り風の壁、オリーブの木、ドライフラワー。素敵な空間です。

タオル等を入れるシェルフ。下から上に開く扉がついています。
高さは天井いっぱいで製作。（転倒防止金具を取り付ける必要があるので少し余白は残しています。）
右手に写っている棚のみアイアン製の脚で製作しています。

アルミサッシだった窓に木製の窓枠を取り付けました。ビフォーの写真はありませんが、あるとなしでは雰囲気がまったく異なりました。
ジャストサイズで制作する必要があるので、ミリ単位の制作な採寸が必要となりますが、気軽に印象を変えられる効果的な方法だと思います。

濃いめのブラウンの木をたくさん使ったインテリアは優しくて落ち着く空間になりますので、美容室やカフェ、飲食店などによく合います。

『SHARE SALON（シェアーサロン）』HOTPEPPER BEAUTY