かすれたアンティーク調のウェットティッシュケース

以前ブログでもご紹介したことのある気がする
「アンティーク調ティッシュケース」、「アンティーク調ゴミ箱」
と同じテイストのウェットティッシュケースをご注文いただきました。

グレーのペンキ塗装で、長年の使用感があるペンキ剥がれが随所にあります。
これはもちろん、いつもの通り
「長年使ってたらここのペンキが薄くなってくるでしょう」
ということを考えながら剥がしています。
こういう部分は、全体のバランスもそうですが、とてもセンスが問われる部分だと思います。
目を閉じて、長年使っている様子を早送りで夢想し、「ここだ」という感じで作業をします。

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さて、本当なのか冗談なのかよくわからないことはこの辺にしておきまして。

ウェットティッシュは、メーカーによって色々なサイズがあります。
汎用品では使えない可能性があるので、サイズは1種類のウェットティッシュに合わせて制作をしました。

丸いフタは取り出し口で、普段はここを開け閉めして、
中身を取り替えるときはケース全体をぱかっと半分に開いて行います。

ぱかっと開く部分の蝶番は真鍮製。
この部分も以前ブログでご紹介した気がするティッシュケースと同じです。
使っているうちにくすんでいき、良い感じの鈍い金色に変わってきます。

市販の専用ウェットティッシュケースと違い、木でできているため若干の隙間ができ、乾きやすいという弱点はありますが素敵な雰囲気のケースをお探しでしたらお問い合わせください。

おまけ：塗装前のケース